うま味成分を出して、料理のかさ増しもしてくれるきのこ。
和洋中どの料理にも合うため、食卓にでる機会が多いのではないでしょうか。
そんなきのこ類は、低糖質でありながら栄養素が豊富なので、糖質制限ダイエットには欠かせない食材なのです。
そこで今回は、きのこ類の糖質量や栄養素についてお伝えしていきます。
糖質制限ときのこの相性は抜群！
低糖質・低脂質・低カロリーで、さまざまなダイエット方法に欠かせないきのこ類。
もちろん、糖質制限ダイエットとの相性も抜群です。
きのこ類の糖質量
| 種類（生） | 糖質量（100g） |
| きくらげ | 0 |
| マッシュルーム | 0.1 |
| しいたけ | 0.7 |
| まいたけ | 0.9 |
| ぶなしめじ | 1.8 |
| エリンギ | 2.6 |
| えのきたけ | 3.7 |
きのこ類は100gでも糖質量が低いため、ダイエット中にも積極的に取り入れていただきたい食材です。
ただし、上記は生の状態での糖質量なので、同じしいたけであっても「乾しいたけ」になると22.4gほどと糖質量はアップします。
乾しいたけを料理に使用するのであれば、使用量を減らしておくと◎
きのこの魅力とは？
きのこ類は栄養素が豊富で、低糖質であることがわかりましたが、その他にも魅力がたくさんあります。
ここでは、きのこ類の魅力を再確認していきましょう！
冷凍保存が可能
きのこ類は冷凍保存ができるため、「ひとり暮らしで使い切れるか心配」という方にもおすすめの食材です。
冷凍すると保存期間が延びるだけでなく、うま味や栄養素がさらに増えるというメリットもあります。
きのこを冷凍したことによって、破壊された細胞から酵素が働きだし、うま味と栄養素が生の状態の約3倍にアップされるのです。
また、冷凍する際には石づきを切り落としてほぐした状態にしておくと、包丁を使わずにサッと料理に使えます。忙しい日の時短料理にも活躍するので、ぜひ試してみてください。
きのこはかさ増しにも使える
きのこは低糖質かつ低カロリーでありながらも、しっかり食べ応えがあるので、ダイエット中の料理をかさ増しすることもできます。
パスタの量を減らして代わりにえのきを入れたり、白米を減らしてまいたけやしめじなどを入れた炊き込みご飯にしたりすると◎
糖質制限中でもごはんや麺類を食べたいときに、きのこ類でかさ増しすると満足感のある食事を楽しめます。
価格が安定している
きのこ類は野菜と比べると価格が安定しているため、ダイエット中の食材としても取り入れやすいです。
低糖質でビタミンやミネラルなどの栄養が豊富に含まれている野菜は、糖質制限中も積極的に食べたいところですが、価格が高騰しやすい食材でもあるため、なかなか手に取りづらいという一面もありますよね。
そんなときには、代わりにきのこ類をプラスすると◎
きのこ類の多くは工場で生産されているため、野菜などと比べると天候などの影響を受けづらく、比較的価格が安定しています。
栄養素が豊富で家計にも優しいきのこは、ぜひ糖質制限中も取り入れていきましょう。
きのこ類に含まれる栄養と効果
栄養素が豊富な食材として有名なきのこ類ですが、具体的にどのような効果が得られるのでしょうか？
食物繊維
きのこといえば「食物繊維」というイメージがついている方も、多いのではないでしょうか。
きのこ類はキャベツなどの野菜よりも豊富な食物繊維を含んでいる食材です。
食物繊維には便通を良くしたり、生活習慣病を予防したりする効果が期待できます。
ダイエット中は特に、栄養素が偏って便秘になってしまう可能性もあるため、積極的に摂取していきましょう。
ビタミン
きのこにはビタミンDやビタミンＢ群が豊富に含まれています。
ビタミンは健康的な身体をつくるためにも大切な栄養素ではありますが、意識して摂取しないと不足しがちです。
ビタミンＤは、免疫力を上げる効果や骨粗鬆症や糖尿病の予防に役立ち、ビタミンＢ群は疲労回復や美肌効果が期待できます。
ミネラル
ミネラルが不足すると、身体はさまざまな不調を引き起こしてしまいます。
しかし、ミネラルは尿や汗で排出されるため、現代人にとって不足しがちな栄養素でもあるのです。
そんなミネラルは、きのこ類に豊富に含まれているので、健康を維持するためにも日々の食事に取り入れていきましょう。
アミノ酸
臓器や筋肉などの重要な組織をつくりだすタンパク質。
これを構成しているのが、きのこにも含まれているアミノ酸です。
アミノ酸は人間の身体の2割を占める大切な栄養素であり、疲労回復や筋肉強化、集中力アップなどの効果があります。
まとめ
価格も安定しているため、日々の食事にも取り入れやすいきのこ。
栄養豊富でありながらも低糖質な食材なので、糖質制限ダイエットにも欠かせません。
ダイエット中も健康的な生活を送るために、きのこ類で大切な栄養素を補給しましょう。
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