良質な脂質が豊富なバターコーヒー。
「脂質の多いバターが入っていたらダイエットによくないのでは?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は糖質制限ダイエットとの相性が抜群な飲み物なのです。
今回はバターコーヒーのダイエット効果についてお伝えしていきますので、これから糖質制限を始める方はぜひ参考にしてみてください。
バターコーヒーとは?
バターコーヒーとは、ホットのブラックコーヒーにグラスフェッドバターとMCTオイルを加えた飲み物のこと。
ふたつの良質な脂質によりエネルギーをしっかり補えるため、ダイエットや健康目的でよく飲まれています。
効果的な飲み方は、バターコーヒーを朝食に置き換えて、昼・夜の食事は糖質量を少なめにすること。
「バターとオイルで油っぽくなって飲みにくそう」と思われるかもしれませんが、まろやかでクリーミーな味わいになるので、通常のブラックコーヒーよりも飲みやすいと言われています。
グラスフェッドバターの特徴
グラスフェッドバターとは、牧草をエサとする牛のミルクから作られたバターのこと。
牧草のみをエサにするとコストがかかるため、通常のバターよりも希少で価格が高くなっています。
その分栄養価も非常に高く、身体によいと言われている不飽和脂肪酸が多いのがグラスフェッドバターの魅力です。
MCTオイルの特徴
MCTオイルとは、ココナッツやパームに含まれる中鎖脂肪酸のみを抽出した食用油のこと。
日常的に使用されるオリーブオイルや菜種油などに比べると、分子構造がコンパクトになっているため、消化吸収がスムーズで体内に溜まりにくくなっています。
一般的な植物油の約4倍のスピードで分解され、素早くエネルギーに変換。
これにより体脂肪として蓄積されにくいので、ダイエットやトレーニングのサポートに欠かせない存在となっています。
また、MCTオイルは加熱厳禁ではありますが、温かい飲み物に入れる分には問題ありません。
バターコーヒーのダイエット効果
バターコーヒーに、どういったダイエット効果があるのか確認していきましょう。
脂肪を燃焼し、蓄積しづらい
バターコーヒーに使用するグラスフェッドバターには、脂肪の燃焼を促す「共役リノール酸」「オメガ3」などの不飽和脂肪酸が含まれているため、ダイエット効果が期待できます。
また、MCTオイルも体内への吸収スピードが速く、エネルギーになりやすいのが特徴です。
良質な脂質でありながら体内に脂肪を蓄積しにくいので、糖質制限中のエネルギー補給にぴったり。
満腹感がある
カップ1杯分でも、通常のコーヒーより満腹感を得られるのがバターコーヒーの特徴です。朝食代わりに飲むとバター・オイルによって満腹感も持続するため、余計な間食を避けられます。
無駄な糖分を摂らずにエネルギーを補えるので、糖質制限中の強い味方になるでしょう。
基礎代謝を上げる
コーヒーに含まれるカフェインには、基礎代謝をアップする効果が期待できます。
基礎代謝が上がると同じ運動量、食事内容であっても痩せやすくなるため、ダイエットがより効果的に。
ただし、カフェインを取り入れるだけで勝手に痩せていくというわけではないため、適度な運動と一緒に取り入れていきましょう。
バターコーヒーの作り方
少ない材料で簡単に作れるというのも、バターコーヒーの魅力です。
では、さっそく作り方を見ていきましょう。
材料:コーヒー1杯、グラスフェッドバター10g、MCTオイル大さじ1
必要なもの:ブレンダーorミキサー
- ホットのブラックコーヒーに、グラスフェッドバターとMCTオイルを加える。
- ブレンダーやミキサーで攪拌させる。
3つの材料をよく攪拌させることで、クリーミーでまろやか味わいになります。
スプーンなどで混ぜるのではなく、ブレンダーやミキサーを使用して乳化させるのがポイントです。
まとめ
糖質制限中は、糖分の代わりに脂質でエネルギーを補う必要があります。
そこで、効率的に良質な脂質を摂取できるのがバターコーヒーです。
朝食代わりに飲むと、栄養を補給しながらダイエット効果も得られるので、糖質制限中にも欠かせません。
クリーミーなバターコーヒーなら、ブラックが苦手な方でも飲みやすくなるので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
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