糖質制限ダイエットを日々頑張っているのに、「あるときから体重がいきなり減らなくなった…」ということはありませんか?
そんなときは、糖質制限を続けても体重が減らないように、体が“省エネモード”に入っている可能性があります。
その省エネモードを抜け出すためには、チートデイが必要です。
そこで今回は、チートデイを取り入れる際の注意点を紹介していきます。
【目次】
1.チートデイとは
2.糖質制限中にもチートデイを取り入れよう!
3.取り入れるタイミングは停滞期
4.チートデイの注意点
中途半端にやらないこと
独自のルールを作らないこと
5.まとめ
1. チートデイとは
チートデイとは、Cheat=「だます」という言葉が語源のものです。
食事制限をしていると自然と体は「飢餓状態になった」と思い込み、消費カロリーを抑えようとします。そのタイミングでしっかりごはんを食べることで「飢餓状態じゃなかった!カロリーを消費しても問題ない!」と体に思い込ませるのです。
ダイエットによる省エネモードから抜け出すためには、飢餓状態になった体を「だます」チートデイが必要になるということですね。
2.糖質制限中にもチートデイを取り入れよう!
糖質制限ダイエットにもチートデイは有効です。糖質量を減らしていると体が飢餓状態であると感じてしまうことあるため、チートデイでは糖質量を増やしてみましょう。
チートデイには炭水化物の摂取が必須だと言われています。これは糖質制限中のチートデイでも同じで、普段控えている白米やイモ類、麺類などの高糖質な食材を取り入れる必要があるということです。
炭水化物から糖質を摂ることで、体に飢餓状態ではないと伝えられます。焼き芋やカレーライス、パスタなど糖質量をしっかり摂れる食べ物で、お腹を満たすのがおすすめです。
また、甘いものを食べたいときには、和菓子を選ぶのも◎
おはぎや桜餅などの和菓子は、糖質制限中になかなか食べられないので、チートデイのタイミングで食べましょう!
3.取り入れるタイミングは停滞期
チートデイはダイエット時の省エネモードから抜け出すのに有効ですが、タイミングを間違えると逆に体重が増えてしまうこともあります。
体重が増加してしまうような食事をしておらず、適度な運動と栄養を取り入れているのに1、2週間体重が停滞しているのであれば、停滞期に入った可能性が高いです。
また、女性であれば体脂肪率35%以下、男性であれば体脂肪率25%以下でないと、チートデイを取り入れても効果が期待できないと言われています。これは体脂肪率が高いと、飢餓状態になっている可能性が低いと考えられるからです。
今の自分のダイエット状況を確認しながら、必要なタイミングを見極めましょう!
4.チートデイの注意点
糖質制限中にチートデイを取り入れる際、注意すべき点があります。その点を意識していないと、チートデイが「停滞期を抜け出すためのもの」ではなくなってしまうため、確認しておきましょう。
中途半端にやらないこと
チートデイで大切なことは、中途半端にせず、しっかりとごはんを食べることです。量が少なかったり、糖質量がいつもと変わらなかったりするような食事であれば、体は飢餓状態だと思い込んだままで省エネモードから抜け出せません。
チートデイは、体をだますことが目的なので普段は食べられない白米やイモ類、麺類などでガッツリ糖質量を摂っていきましょう。
独自のルールを作らないこと
チートデイに独自のルールを作ってしまうと、必要以上に食事をとりすぎたり、痩せるためのものではなくなってしまったりする可能性があります。間違った方法で取り入れると、逆に体重増加の原因となってしまうことも。
前日にチートデイを取り入れたのに翌日も続行する、やけ食いで偏った食事になるなど、独自のルールでこのようなことを許してしまわないように気をつけましょう。
糖質制限はダイエットの中でも、比較的取り入れやすく簡単に始められるものなので気が抜けてしまうこともあるかもしれません。しかし、チートデイもダイエットのために必要なものだということをしっかり意識して、正しいルールでチートデイを取り入れてみてくださいね。
5.まとめ
体重が減少しない停滞期には、チートデイを取り入れると飢餓状態から抜け出せるようになり、ダイエットを効率的に進められます。
糖質制限中に取り入れるのであれば、普段は控えている白米や麺類、イモ類などがおすすめ。また、デザートを食べるなら、おはぎや桜餅などの和菓子を選ぶとしっかり炭水化物を摂れます。
タイミングを見誤ると、逆に太ってしまうことにもなるため、食事制限を行っているのに体重が停滞していること、体脂肪率が女性なら35%以下、男性なら25%以下であることを確認しましょう!
また、ダイエット期間にごはんをガッツリ食べることは勇気がいりますが、中途半端なチートデイには意味がありません。恐れずに、炭水化物をしっかり摂ることが大切です。
独自のルールで進めてしまうと、効果がなくなってしまったり、自分を甘やかしすぎたりする可能性もあります。自分で変更せず、もともと決められたルールの中でチートデイを取り入れていきましょう。
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