生活に欠かせないもののひとつという方も多い“コーヒー”。
糖質制限ダイエットでは、食べ物だけでなく、飲み物の糖質量も気になるため「コーヒーは飲んでもいいのか?」と疑問に思うこともありますよね。
そこで今回は、糖質制限とコーヒーの関係性やおすすめの飲み方、注意点などをお伝えしていきます。
糖質制限中でコーヒーがお好きな方は、ぜひチェックしてみてください。
糖質制限中にコーヒーを飲むのはOK?
糖質制限ダイエットとは、三大栄養素である脂質・タンパク質・炭水化物のうち、炭水化物に含まれる糖質を制限するダイエット方法のこと。
カロリー制限のように食べる量を減らさず、食事を楽しみながらダイエットができることで人気を集めています。
そんな糖質制限中に、「コーヒーは飲んでもいいのか?」と疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?
結論からお伝えすると、砂糖・ミルクなしのコーヒーには、糖質がほとんど含まれていないため、糖質制限中に飲んでもOKです。
また、コーヒーに含まれているカフェインには、脂肪燃焼に働きかける作用や血糖値を下げる効果があるため、ダイエットにも効果があると言われています。
ただし、コーヒーならどんな飲み方でもダイエットに良いというわけではありません。
糖質制限中におすすめの飲み方や注意点などがあるので、正しい飲み方でコーヒーを摂取していきましょう。
おすすめの飲み方はブラックコーヒー
糖質制限中にコーヒーを飲むのであれば、ブラックがおすすめです。
砂糖やミルクの入ったコーヒーは、糖質量が多くなってしまうため、血糖値が急上昇してしまいます。
コンビニや自販機で販売されている甘いコーヒーだと、角砂糖が3~6個、カフェオレになると11個ほどの量を含んでいるので要注意。
どうしても砂糖とミルクを入れたいという場合は、市販のペットボトル・缶コーヒーではなく、自分で量を抑えられるインスタントやドリップコーヒーを選びましょう。
MCTオイルを入れるのも◎
糖質制限の味方であるMCTオイルをスプーン一杯分、コーヒーに入れるのもおすすめです。
糖質制限中はエネルギーが不足しがちですが、MCTオイルを加えると糖質の代わりとしてエネルギーになる脂質を摂取できます。
この脂質は中鎖脂肪酸だけを取り出したものなので、一般的なオイルに比べて消化吸収が早く、脂肪になりにくいのが特徴です。
また、オイルは無味無臭のため、コーヒー本来の香りや味を損なうこともありません。
コーヒーを飲むときの注意点
糖質制限ダイエットには、ブラックコーヒーがおすすめということをお伝えしてきましたが、飲み方にも注意点があります。
以下の注意点に気をつけながら、カフェインを摂取しましょう。
コーヒーばかりで水分を摂取する
お水を飲まずにコーヒーばかりを飲んでいると、水分不足になってしまう恐れがあります。
コーヒーやお茶などに含まれるカフェインには、利尿作用があるため飲んだ量以上に水分が排出されることも…。
コーヒーがお好きな方は特に、アイスコーヒーなどだけで満足してしまわないように要注意です。
水分摂取のメインには、お水を選ぶようにしましょう。
カフェインの摂り過ぎ
カフェインの摂りすぎは、頭痛や不眠などの中毒症状を引き起こすことも。
また、カフェインの摂取量を減らそうと思っても、コーヒーばかりを飲んでいたことで「味のないお水を飲めない」という状態になったり、疲労感などの離脱症状が出てしまったりする方もいらっしゃいます。
カフェイン中毒にならないよう、コーヒーの飲み過ぎには気をつけましょう。
まとめ
コーヒーにはダイエットに効果的なカフェインが含まれているため、糖質制限中にも飲んでOKです。
ただし、砂糖やミルクが入ったものは糖質量が多くなってしまうので、ブラックコーヒーを選びましょう。
また、糖質制限ダイエットに欠かせないMCTオイルを加えると、簡単にカフェインとエネルギーを摂取できます。
お水での水分補給を忘れず、カフェインの過剰摂取に気をつけながらコーヒーを楽しんでください。
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