納豆の栄養価とは?食事に取り入れることで得られる効果を解説!

ダイエット

日本の伝統的な食材である納豆。

栄養価が豊富なことでもよく知られていますが、どのような栄養が含まれているのか具体的には知らないという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、納豆の栄養価や期待できる効果について解説していきます。

納豆が苦手な方向けの商品も紹介するので、手軽に栄養を補給したい方はぜひ参考にご覧ください。

納豆に含まれる栄養価

大豆に納豆菌を加えて発酵させた納豆。

1パック45gほどの量ではありますが、人間が健康を維持するために必要な栄養素が豊富に含まれているのです。

タンパク質

タンパク質は三大栄養素のうちのひとつであり、人間の筋肉や臓器などをつくるのに欠かせません。

不足すると筋肉量が減ったり、肌や髪のトラブルが起きたり、集中力が落ちてしまったりすることも…。不調を起こさないためにも、日々の食事でしっかり補給すべき栄養素です。

ビタミンB2

ビタミンB2は、皮膚や粘膜を正常な状態に保つ役割を担っています。

そのため不足すると口内炎や脂漏性皮膚炎、角膜炎などを引き起こす可能性があるのです。

また、ビタミンB2は子どもの成長にも必要不可欠な栄養素なので、積極的に食事から摂取する必要があります。

ビタミンB6

ビタミンB6は、食事でとったタンパク質からエネルギーを産生し、皮膚や粘膜の健康を維持する栄養素です。

ビタミンB2と同様に、不足すると口内炎や皮膚炎を起こしてしまいます。

タンパク質を多く摂取する人ほど、このビタミンB6が必要になるため、筋トレ中の方などは特に意識して補給していきましょう。

カリウム

カリウムは血圧を下げる効果、筋肉の収縮や神経伝達においても重要な役割を担っている栄養素です。

ナトリウムと相互に働いており、過剰に摂取されたナトリウムを体外に排出する作用もあります。

マグネシウム

マグネシウムはエネルギーの代謝を助け、動脈硬化を予防する効果が期待できます。

不足すると吐き気やふるえ、脱力感などの症状が出る「低マグネシウム血症」を引き起こすリスクも。

この栄養素は体内では作られないため、食品からとる必要があります。

鉄分

鉄分は貧血を解消するのに役立つ栄養素です。

女性は特に月経や妊娠、授乳などによって貧血になりやすいため、鉄分を意識してとることが大切。

食物繊維

食物繊維は腸内環境を改善するだけでなく、血糖値の急上昇を抑制する効果も期待できます。

生活習慣病の予防にも役立つため、健康的な身体をつくるうえで欠かせない栄養素なのです。

ビタミンE

ビタミンEは血流をスムーズにし、動脈硬化を防ぐ効果が期待されています。

また、シミやシワなどの肌の老化を予防する作用もあるため、エイジングケアを意識している方にとっても欠かせない栄養素です。

カルシウム

骨や歯をつくるのに必要不可欠なカルシウムは、納豆にも豊富に含まれています。

長期間カルシウムが不足すると、骨がもろくなってしまう「骨粗鬆症」のリスクが高まることも。

健康的に生活するためには、若いうちからコツコツとカルシウムを摂取しておく必要があります。

イソフラボン

イソフラボンとは大豆に含まれる天然成分のことで、女性ホルモンによく似た働きを持ちます。

期待できる効果は、更年期障害の症状改善、骨粗鬆症の予防、美肌効果など。

ナットウキナーゼ

ナットウキナーゼには、血栓を溶解する作用があるため、40代以上の方や高血圧な方、ストレスの多い方などは積極的に摂取していただきたい栄養素です。

ただし、ナットウキナーゼは加熱に弱いという特徴もあるため、この効果に期待するのであれば、食べ方に気をつけましょう。

納豆が苦手な方は「粉なっとう」がおすすめ

栄養価が非常に高い納豆ですが、「におい・ネバネバがどうしても苦手…」という方もいらっしゃいますよね。

そういった方には、納豆を粉末にした「粉なっとう」がおすすめ。

粉末状になっているため、においやネバネバ感はなくなっていますが、ナットウキナーゼなどの栄養素はしっかり摂取できます。

きな粉のような感覚でトーストにふりかけたり、牛乳に混ぜたりしてもOK。

「納豆は苦手だけれども、栄養はしっかり摂りたい」という方はぜひチャレンジしてみてください。

まとめ

納豆にはたくさんの栄養が含まれています。

1日1パックでも不足しがちな栄養素を補給してくれるので、毎日の食事にぜひ取り入れていただきたい食材です。

納豆が苦手という方は、「粉なっとう」という粉末になった商品などもあるので、食べ物やドリンクにふりかけてみてはいかがでしょうか。

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