糖質制限中の停滞期を抜け出すために必要なチートデイ。
普段我慢しているものをたくさん食べられるので、ダイエットのリフレッシュにもなります。
そんなチートデイは、翌日の過ごし方によってダイエットが失敗に終わってしまう可能性もあるのです。
そこで今回は、糖質制限ダイエット中のチートデイ翌日に、気をつけるべきポイントをお伝えしていきます。
これから糖質制限を始める方や停滞期にお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
チートデイとは?
チートデイとは、ダイエット中の停滞期を抜け出すために、食事制限なしで好きなものを食べる日のこと。
ダイエット中は食事量が減るため、身体が飢餓状態になったと思い込み、エネルギーを消費しないように省エネモードに入ります。
この機能により糖質制限中にも停滞期が訪れるのですが、チートデイを取り入れると体は普段通りエネルギーを消費するようになり、停滞期を脱出できるのです。
チートデイは、主に停滞期を抜け出すための方法として取り入れられていますが、ダイエットによるストレスを解消したり、モチベーションを維持したりする効果も期待できます。
チートデイ翌日に注意すること
チートデイを取り入れた翌日の行動によって、ダイエットが失敗してしまうこともあります。
チートデイが体重を増やすだけの1日となってしまわないよう、注意点を確認しておきましょう。
翌日には糖質を制限する
チートデイを取り入れた翌日は、普段通り糖質を制限することが大切です。
好きなものをたくさん食べた翌日は、なかなか気持ちを切り替えられないこともありますが、2日間以上チートデイを実施していると逆効果になり、脂肪が増えてしまいます。
チートデイは停滞期を迎えてから1日のみ実施するものなので、翌日には食事を戻しましょう。
断食をしない
チートデイで食べすぎた罪悪感などで、翌日から断食をすると逆に太りやすくなってしまうため要注意。
チートデイで身体が「飢餓状態を抜け出した…?」と感じていたところで断食をすると、「また飢餓状態になった」と思い込み、体重を落とさないようにしてしまいます。
翌日も十分栄養を摂取することで、停滞期を抜け出しましょう。
翌日に体重が増えても焦らない
チートデイで糖質やカロリー、水分などをたくさん摂取すると、翌日には体重が増えます。
ダイエット中に体重が増えると焦ってしまいますが、停滞期を抜け出せば、また体重も落ちるようになるため問題ありません。
翌日に体重が増えるのは当たり前のことなので、焦って極端な糖質制限をしないように気をつけましょう。
栄養バランスを整える
チートデイ当日は、1日限定で好きなものを好きなだけ食べられることもあって、栄養バランスが偏ってしまいがち。
翌日以降は不足した栄養素を補うためにも、バランスのとれた食事を意識することが大切です。
糖質制限中であれば、タンパク質、脂質、ビタミン、食物繊維など糖質以外の栄養をしっかり補っていきましょう。
むくみ対策にカリウムを摂取する
チートデイはダイエット中のストレス発散日にもなるため、好きなものを食べて塩分摂取量が増えてしまうことも。
そうなると翌日は、塩分によるむくみがでてくるので、対策としてカリウムを摂取しましょう。
カリウムには不要な塩分を体内から排出する働きがあり、わかめやひじき、こんぶなどの海藻類に多く含まれています。
海藻類は、糖質制限中に不足しがちな食物繊維も豊富なので、意識して摂取してみてください。
まとめ
チートデイは普段我慢している糖質を気にせずたくさん食べられるため、ダイエットのモチベーションも維持してくれます。
翌日には普段通りしっかり糖質を制限して、栄養バランスを整えなければ、体重を増やすだけの1日になってしまうので要注意。
チートデイを実施する際は、当日だけでなく翌日の食事にも気をつけていきましょう。
コメント