糖質制限ダイエットとは
糖質制限ダイエットとは、糖質を多く含んでいる食品を制限するダイエットのことです。
糖質を多く含む食品として「食パン・白米・麺・果物」が挙げられます。
糖質の多くは、炭水化物に多く含まれており、血糖値を急激に上昇させるはたらきがあります。
血糖値が急激に上昇してしまうと、「インスリン」が分泌されてしまいます。
インスリンは、血糖値を一定に保つはたらきもありますが、体内で糖を脂肪として蓄えてしまいます。
インスリンは、別名「肥満ホルモン」と呼ばれています。
つまり、糖質を取り過ぎてしまうと血糖値が上がり、太りやすくなってしまうのです。
糖質制限ダイエットは、糖質を制限することで普通のダイエットよりも効率的に痩せることができる初心者の方にもオススメなダイエット方法です。
糖質制限ダイエットのやり方
糖質制限ダイエットのやり方は、1回の糖質を20g以下。
1日では60g以下に抑えることが大切です。
ご飯茶碗1杯分(150g)の糖質は、約55.2gのため、半分程度に抑えることが目安です。
糖質制限ダイエットで積極的に取り入れたい食材は、「赤身のお肉・魚・乳製品・きのこ類・卵・はちみつ」などが挙げられます。
糖質制限ダイエットでは、タンパク質・脂質・食物繊維を摂取することが大切です。
糖質制限ダイエットのメリット
糖質制限ダイエットのメリットは、5つあります。
メリット1 簡単に実践できる
糖質制限ダイエットは、糖質量を減らすことを目的としたダイエットです。
そのため、タンパク質と脂質を中心にしっかり摂るというシンプルな方法で、ダイエット初心者の方でも気軽に始めることができます。
メリット2 筋肉量の維持
一般的な摂取カロリーを減らすダイエットでは、体重とともに筋肉量も落ちてしまいます。
筋肉量が落ちてしまうと、「基礎代謝の低下」「ボディラインの変形」などが起こってしまいます。
しかし、糖質制限ダイエットでは、糖質の代わりにタンパク質を摂取するため筋肉の成長を促しながらダイエットができるのです。
糖質制限ダイエットのデメリット
誰でも簡単に実践できる糖質制限ダイエットですが、デメリットが2点あります。
①人によって効果の差が大きい
糖質制限ダイエットで、いちばん効果がでる人は「炭水化物をよく食べる人」「血糖値が高い人」です。
そのため、脂質の取りすぎで太っている人、普段からあまり炭水化物を取らない人には、効果があまり期待できません。
②体調不良になる可能性
糖質制限ダイエットのやり方を間違えてしまうと、体調不良になりやすくダイエットを続けることが困難になってしまいます。
また、糖質制限ダイエットで体重の減少が嬉しくなり、他の食事量も減らしてしまい、体調不良になる方もいます。
きちんとバランスを考えた食事メニューにすることで、健康管理をしながら糖質制限ダイエットを続けることができます。
糖質制限ダイエットのオススメな朝ごはん
忙しい朝やダイエットでなるべく痩せるために、朝ごはんを抜いてしまう方がいます。
しかし、朝ごはんを抜いてしまうと逆に太りやすくなってしまうのです。
そこで、忙しい朝でも手軽にできるメニューを2つご紹介します。
朝ごはんをしっかり食べることで、ダイエットを効率よく成功させましょう。
①玄米×卵かけ
卵は低糖質であり、糖質制限中には重宝する食材です。
また、筋肉を作るのに必要なタンパク質も豊富です。
それに加えて、玄米ご飯にすることで「ミネラル・ビタミン」を補うことができ、食物繊維が豊富なため便秘の解消にも繋がります。
玄米×卵かけご飯で、体の内側から綺麗になることができます。
②生おから×ホットケーキ
おからには、痩せホルモンと呼ばれる「アディポネクチン」が含まれています。
このアディポネクチンが増えることで、AMPキナーゼという酵素が活性化。
朝から脂肪燃焼を手助けしてくれる頼りになる一品です。
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