チートデイとは
チートデイとは、決めた期日のみ食事制限をなくして、好きなものを食べていい日にすることです。
ダイエット中でも、お楽しみの日を設けることで、減量の促進やダイエットの停滞期を乗り越えていくのです。
また、チートデイのチートとは、「cheat(チート)=だます・反則をする」という言葉が語源です。
ダイエットを必死に頑張っている人からしてしまうと「せっかく落ちた体重が元に戻ってしまう」「ダイエットの意味がなくなってしまう」などと、疑問に思う方もいると思います。
しかし、チートデイこそダイエットを成功に導いてくれるのです。
チートデイは停滞期にこそ効果がある
チートデイを設定するのは、ダイエットの成果が停滞してきたときにオススメです。
停滞期は、ダイエットを始めてから1ヶ月前後に起こりやすくなります。
停滞期中の身体では、「ホメオスタシス」という機能が働きます。
このホメオスタシス機能が働くことで、魔の停滞期が始まるのです。
ホメオスタシス機能とは、カラダの危機管理システムのような働きをします。
ホメオスタシス機能が働くと
- 少なくなった栄養の吸収率を上げる
- カロリーの消費を最小限に抑える
上記のような働きが起こり、体重減少が止まってしまいます。
この魔の停滞期を乗り越えるためには、身体に栄養を与えることが大切です。
そこで、チートデイを利用するのです。
チートデイを停滞期中にやることで、身体に「栄養がある」と錯覚させて、ホメオタシス機能を解除して代謝をよくすることができます。
チートデイのメリット
チートデイのメリットは、以下の2つです。
・ストレス発散になる
・栄養状態が整う
ストレス発散になる
ダイエットの基本は、「糖質制限」「甘いもの禁止」などの食事制限になるため、ストレスも溜まりやすいです。
そのため、上記のようなストレスから「少しだけ…」とつまみ食いが始まってしまう。
また、耐えきれなくなってしまって、ダイエットが失敗に終わってしまうこともあります。
そこで、チートデイを設けることにより「あと○日頑張ればいい」「チートデイに何を食べよう」などとポジティブに考えることができるためモチベーションの維持につながります。
栄養状態が整う
ダイエット中は食事内容も制限するため、不足しがちな栄養素が出てきます。
よく不足がちになるのは「タンパク質」と「ビタミンB・D」です。
そこで、チートデイを利用して不足した栄養素を摂取することで、栄養状態を整えることができます。
チートデイのやり方
チートデイのやり方には、ポイントが4つあります。
この4点を抑えることで、ダイエットのストレスを適度に抜くことができます。
ポイント1 チートデイは1日のみ
チートデイを行う目安は、1日のみです。
チートデイを1回体験してしまうと、何日も続けたいと思ってしまいます。
しかし、ルールをしっかり守ることで、ズルズルと引きずることなくダイエットを成功に導いてくれます。
ポイント2 1~2週間に1度
チートデイの適切な頻度は、1週間〜2週間に1度が目安です。
チートデイの頻度を適当に設定してしまうと、お楽しみ日ではなくなってしまい、ダイエットに影響がでてしまいます。
オススメなチートデイの決め方は、「毎週○曜日がチートデイ」「特定の数字がつくときにチートデイとする」などと決めることです。
ポイント3 体重の変化に合わせて行う
チートデイは、魔の停滞期を抜け出すことができる貴重な方法です。
体重が順調に減っているタイミングで、チートデイを行なってしまうと、停滞期が訪れたときにあまり効果が実感できない可能性があります。
魔の停滞期は、定期的に訪れてくるので体重の変化に合わせて、チートデイを設けることが大切です。
ポイント4 チートメニューは、ストレスの原因解消を重要視
チートデイのメニューは、いつものダイエット食より摂取カロリーが増えていればメニュー内容は自由です。
そのため
・何も制限しない人
・食事量はそのまま。食べたいものを食べる。
・食べ物は変化なし。量だけ増やす
上記のような、さまざまなチートデイのやり方があります。
メニュー内容として重要なのは、ダイエットによるストレスを軽減してくれるものです。
そのため、ストレスの原因(食事量・、食べたいものの制限)によって、一人ひとりのやり方が違ってきます。
ストレスの原因を解消できるように、自分に合ったメニューを決めていきましょう。
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